2020年度 教育・福祉・環境助成事業


青森会場

八戸会場

2020年11月10日、新型コロナウイルス感染防止のため「2020年度教育・福祉・環境助成事業」の助成金授与式を、「青森会場」と「八戸会場」に分けて開催いたしました。「教育・福祉・環境助成事業」は、青森県内の個人、団体、NPO法人、企業等が、地域の発展、地域貢献に資するため、ボランティア活動を始めとする市民活動を通じて自然、地域・生活文化、歴史、風土などの地域資源を活用・創造する活動や、健康増進、医療、福祉、環境に関連する活動に対し、必要な費用の助成を行います。


2020年度「教育・福祉・環境助成事業」助成先一覧(11先)

障がい者に優しい五所川原市民を目指す映画制作

ともに生きる会このゆびとまれ

地域:五所川原市

 現在、五所川原駅にはエレベーターの設置がなく、歩行器及び車いすを利用している人は、駅の利用ができない。こういった不便な現状を市民に周知してもらうため、五所川原市を舞台とした「障がいに優しい街」にしようと啓蒙する内容の映画を上映し、多くの市民に障がい者に対する理解と啓蒙を促すことを目的とする。

声の架け橋プロジェクト

ガルハ青森 ブラインドサッカークラブ

地域:青森市

 ブラインドサッカーは、障がい者と健常者が一緒に楽しくプレーできるスポーツである。
 ブラインドサッカーを通じて、多様性を尊重する人材の育成と「障がい者と健常者が当り前に混ざり合う街、青森へ」を目指し、競技活動と普及活動の促進を促すことを目的とする。

青森市の子ども達がアイスホッケーを楽しめる環境をつくる活動

青森ジュニアアイスホッケーチーム

地域:青森市

 当団体は、青森市唯一のジュニアアイスホッケーチームであるが、会員の減少が続き、現状の会費収入だけではチーム運営を維持していくのが困難な状況にある。
 青森市の子ども達と、その家族が大きな負担を強いられることなく、アイスホッケーを楽しめる環境を整備するとともに、新規に中学生の合同チームを構成することを直近の目標とし、津軽地方におけるアイスホッケー認知度向上と、競技人口の増加に繋げることを目的とする。

コミュニケーションを苦手とする中・高校生世代のためのサードプレイス:「サタデー・カフェ」運営事業

発達凸凹共育会「はぐとも」

地域:青森市

 発達障がいの子ども達の中には、学校や家庭において、周囲の人と上手くコミュニケーションが取れず、自分の居場所がなく辛いと感じている子が多く見られる。
 今回これらの子ども達に、家や学校とは別の、居心地が良く、自分を肯定できる「第三の場所」を提供することで、子ども達の豊かな人間性や社会性を育むことを目的とする。

食べよう青森♪樹の実プロジェクト

青森中央短期大学 食べよう青森♪樹の実プロジェクト

地域:青森市

 青森中央短期大学の学生が、キャンパス内に自生している樹木から花や実を収穫・加工し、オリジナルレシピで地元企業と商品開発を行う。
 また、近隣の小中学生と一緒に樹の実を収穫・加工し、加工品の成分や栄養価を学ぶ機会をつくると同時に、料理教室を通して「食」から健康に繋がることの大切さを、子ども達に伝えていくことを目的とする。

横内子どもの居場所作り・学習支援事業「よこうちキッズぷれいす」

よこうちキッズぷれいす

地域:青森市

 共働きや、ひとり親家庭などが増え、放課後や休日の子ども達の居場所の確保と時間の過ごし方は、ますます重要になっている。
 学習の支援だけでなく、日常的な生活支援、仲間との出会いや活動ができる居場所づくりに繋がるような支援をすることにより、子ども達の生活習慣や学習習慣の定着、及び社会性やコミュニケーション能力の育成を図ることを目的とする。

ボッチャ教室

一般社団法人 Hachinohe Club

地域:八戸市

 スポーツを楽しむ環境が少ない障がい者・児に、定期的にスポーツができる環境を提供する。
 また、地域におけるボッチャ競技の普及活動を進め、障がいの有無や年齢等に関わらず、全ての人が一緒に活動する場を創出し、共生社会の実現へ貢献することを目的とする。

上北郡部住民への新型肺炎影響から回復改善を図るための保健指導&心身のサポート活動

合同会社HLCおいらせ

地域:おいらせ町

 新型肺炎対策による外出自粛などで生じた運動不足や偏った食事により、心身に様々な影響を及ぼすことが懸念されている。これを最小限に抑え健全な心身に戻るためには、一定の専門的な指導を受けることが重要である。
 今回、上北郡住民を対象に、専門職による保健指導とヨガ教室を通じて、日常に気軽に取り入れられるトレーニングを行うことで心身の改善回復を図る事を目的とする。

南部地域の伝統方言の発信と継承-伝統方言を話すぬいぐるみで方言保存-

八戸工業大学 方言研究会

地域:八戸市

 八戸工業大学の学生が、マイクに向かって共通語を話すと南部弁の音声が出る仕組みの翻訳アプリ 「OK,Hougen」を開発した。
 今回、その翻訳アプリケーションを内蔵したぬいぐるみを製作し、小さな子どもや高齢者が、気軽に方言と共通語に親しみ、伝統方言を知る機会を増やしてもらうことで、方言の保存・継承に繋がることを目的とする。

八戸マテリアル・アプローチ ~こども、あそぶ、あーと~

現代芸術教室 アートイズ

地域:八戸市

 社会のグローバル化が進み、「表現力やコミュニケーション能力」等を持った人材が今後ますます求められてくる。
 このプロジェクトでは、八戸圏域の様々な企業(店舗や工場)で廃材となった資源を、子どもの創作活動の材料として活用。アートを通じて子どもの感性や可能性を最大限に引き出し、創造的な表現の一助となることを目的とする。

八戸藩御家流加賀美流正伝流鏑馬再興事業(第2回奉納)

八戸藩御家流加賀美流正伝 流鏑馬再興会

地域:八戸市

 明治維新で途絶えていた八戸藩の伝統行事「加賀美流正伝流鏑馬」の復興事業を開催するもの。2019年9月に八戸市の長者山新羅神社で152年ぶりに復活させ、今回は2回目の開催となる。
 郷土の歴史的文化財遺産を再興し、伝承していくことで青森県の無形文化財としての登録を目指す。

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