2024年度「教育・福祉・環境助成事業」助成先一覧(11先)
多様性ある小さな共生社会「ありんこ村」の村まつり
特定非営利活動法人ありんこ
地域:弘前市
本活動は、障がいのある人も、ない人も、誰でも参加できる夏祭り「ありんこまつり」を開催するのもの。 地域の寺社仏閣で夏に開催されることの多い宵宮(よみや)は石段等が多く、普段車椅子を利用している人にとっては、参加自体が難しいという実情がある。
そこで、障がい者、その家族、地域住民が一緒に楽しめる夏祭りを開催し、同じ時間を共有することで、障がい者への理解が深まり、多様性を認め合い共に支え合うことのできる共生社会の実現を目指す。
書の活動を通じた共生社会の実現に向けた取組
ボランティア書道教室 俊文書道会
地域:八戸市
本活動は、25年間培ってきた力を結集し、八戸東高校生と障がい者が共同でパフォーマンスや書展を開催するもの。
展覧会を実施することで、障がい者の書が心に響く力があることを理解してもらう場になり、社会の一員として認められる機会の創出になることができる。
この活動を通して障がい者への理解と、共生社会の実現を目指す。
神社仏閣及び付帯する文化活動を持続可能にするサポート事業
神社仏閣お掃除ボランティアteam109
地域:青森市
本活動は、神社仏閣のボランティア清掃活動を通じて、郷土の歴史・文化を掘り起こすもの。
春日内観音堂の保存と巡礼文化の継承に向け、月3回、社寺境内の清掃、境内ツアー、郷土料理のふるまいを行っているが、新たに子供御朱印を実施して大人だけではなく子供にもつながりを感じてもらう。
地元の素晴らしい価値を感じてもらい、人や地域の繋がりを支援することで観光地としての再出発を目指す。
世代間交流を通じた次世代への地域文化の伝承
特定非営利活動法人プラットフォームあおもり
地域:青森市
本活動は、困難な環境で育つ子ども達に対し、安心して過ごせる環境を用意し、子どもの育ちを支える取り組みを行うもの。
「子ども第三の居場所」を利用している子ども達に、食を通じ、地域の食文化や伝統文化を伝承していくことで、その歴史的な成り立ちや価値を理解してもらい、地域全体で子ども達の学びと育ちを支える機運を醸成していく。
自己肯定感を醸成する取り組みを行い続けることで、豊かな地域社会の形成を目指す。
古文書が記した八戸の歴史や文化を探索する事業
八戸古文書研究会
地域:八戸市
本活動は、古文書を活字に直して製本し、多くの人々に先人の歩んできた生活や文化に触れてもらい、地域社会や経済活動の発展に寄与する取り組みを行なうもの。
江戸時代の南部八戸藩の藩士による「中里家日記」の解読を進めることにより、八戸の歴史や文化への理解が深まり郷土愛の醸成を目指す。
ふらっとパラスポーツ体験
さあふらっと合同会社
地域:六戸町
本活動は、障がいのある人も、ない人も、誰でも参加できるパラスポーツを広く知ってもらうことを目的にイベントを実施するもの。
パラスポーツを障がいのない人が実際に経験することで、パラスポーツへの理解と普及活動への貢献を目指す。
海の恵みでハピネスプロジェクト
青森県立保健大学 健康科学部栄養学科
地域:青森市
本活動は、東通村の食生活、健康意識、地域の強み等を考えるワークショップと、東通村の食材を用いた親子クッキングを実施するもの。
東通村の豊かな食資源を生かした食育活動を通じて、東通村産の食材の魅力を伝えながら、地域固有の食文化を次世代に継承し、地域経済の活性化と持続可能な発展を目指す。
弘前リボーン・アートボールプロジェクト
弘前学院大学文学部 井上裕太研究室
地域:弘前市
本活動は、不要になった競技用ボールを芸術作品として蘇らせ、スポーツと芸術を融合した事業を展開するもの。
スポーツ競技用の使用済みのボールへの着色や、工作を加え、アートの力で再生するもので、芸術とスポーツ、それぞれの愛好者の相互交流を図り、相互理解の拡大と活性化への寄与を目指す。
地域を観る・知る・学ぶ“つがる宝”プロジェクト
特定非営利活動法人つがる野文庫の会
地域:つがる市
本活動は、地域の子どもや市民を対象とした郷土学習講座等を開催するもの。
市町村合併から20年を迎える“つがる市”は、旧来5町村の歴史・文化等への意識が脆弱になりつつあるため、講座を通じ、改めて地域の魅力を学び、後世への伝承に取り組んでいく。
また、新市“つがる市”の新しい魅力を情報発信し、地域づくりに参画できる機会づくりを目指す。
知ろう!ギャンブル依存症は回復できる病気です
全国ギャンブル依存症家族の会 青森
地域:青森市
本活動は、ギャンブル依存症の家族の支援及び、依存症に関する勉強会、セミナーを開催するもの。
ギャンブル依存症という病気を正しく理解し、当事者と適切な関わり方を学び、家族が抱える問題を広く知ってもらい、当事者と家族が苦しみや悲しみから解放され、ギャンブル依存症による社会問題が減少していくことを目指す。
むつ市市有林への植樹プロジェクト
特定非営利活動法人green design
地域:むつ市
本活動は、伐採後に放置され荒廃した市有地に、樹齢200年のヒバ林を育成し、地域住民と林内の路網整備を行い、市民が自由に散策できる憩いの場を作るもの。
ヒバ林内が整備される路網は作業道になるとともに、市民の散策路となり、市民に緑化意識の高揚が図られる。
青森県の銘木である青森ヒバを中心に植樹することで、地域に根ざした森を育てていくことを目指す。